ポスター発表 専攻医 小林厚志
P1-18-5「中枢性尿崩症を契機にサルコイドーシスの診断に至った一例」
多飲・多尿を主訴に初診となり、下垂体腫大および肺門部リンパ節腫脹などからサルコイドーシスによる中枢性尿崩症と診断した症例について報告いたしました。サルコイドーシスによる中枢性尿崩症は非常に稀ですが、早期診断およびグルココルチコイドによる早期治療介入が重要です。
ランチョンセミナー1 reThink Rare Bone Disease wih Experts
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「内分泌医が想定する低ホスファターゼ症〜診断と治療のポイント」
血清ALP低値とともに骨折や疼痛、骨密度低値などが成人低ホスファターゼ症の診断の契機となり得ます。内分泌科医の日常臨床の中に低ホスファターゼ症を見逃さないための診断と治療のポイントをお話しました。
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「内科医がみる低リン血症性くる病・骨軟化症〜骨密度だけではわからない!〜」
骨粗鬆症と同様に骨密度低下をきたす疾患に低リン血症性くる病・骨軟化症があります。代表的な原因にはビタミンD欠乏がありますが、成人では非常に稀です。その他、X染色体連鎖性低リン血症性くる病・骨軟化症や後天性の疾患として腫瘍性骨軟化症などが原因となります。内科での骨軟化症診断のポイントや治療についてお話させていただきました。
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「骨折のリスク評価と長期的な骨粗鬆症治療戦略」
超高齢社会の現在、骨折予防対策がますます重要となっています。様々な基礎疾患、背景を考慮した骨折リスクの評価と適切な治療介入が求められています。また、骨形成促進薬やデノスマブなど骨密度増加効果の高い骨粗鬆症治療薬を、いかにして効率的に長期的治療戦略に組み込んでいくかが課題です。
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「日常診療に潜む低ホスファターゼ症〜成人HPPの診断とマネジメント〜」
成人の低ホスファターゼ症は骨折や疼痛など多彩な症状を認めるます。日常診療では、骨粗鬆症や関節リウマチなどの他疾患との鑑別が必要です。成人低ホスファターゼ症の診断のポイントや治療についてお話させていただきました。
講師 井上玲子
「ソリクア配合注を活かした持続可能な糖尿病治療」
当院のソリクア配合注の使用例についてご紹介させていただきました。
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「循環器領域における骨粗鬆症治療の重要性〜骨と心血管の深い関わり〜」
超高齢社会の現在、心不全は骨粗鬆症とともに高齢者において大きな問題とされています。心不全では骨粗鬆症の合併も多く、心不全と骨代謝異常の関連が示唆されています。その他、虚血性心疾患を代表とした動脈硬化性疾患においても骨折リスクが高く、適切な骨折予防対策が求められます。循環器疾患に関連した骨代謝異常の病態と骨粗鬆症スクリーニングの重要性、治療介入のポイントについてお話させていただきました。
病院長•第三内科主任教授 井上大輔
「糖尿病合併骨粗鬆症の病態とマネジメント」
糖尿病では骨折リスクが高く、骨粗鬆症は糖尿病合併症のひとつとして対策が必要な疾患です。一般的な骨粗鬆症との違いなど糖尿病合併骨粗鬆症の特徴と治療開始のポイント、治療薬選択などについてお話させていただきました。
講師 井上玲子
シンポジウム6 生活習慣病における骨折リスク評価委員会企画
:生活習慣病合併骨粗鬆症の病態と骨脆弱性「生活習慣病とビタミンD」
COPDと2型糖尿病について、その発症や病状の進行、また合併する骨粗鬆症に深く関わるビタミンDの役割についてお話しさせていただきました。
ポスター62 続発性骨粗鬆症:その他1 「単一施設における低アルカリホスファターゼ血症のスクリーニングと臨床的背景の検討」
2024年6月の日本内分泌学会総会に引き続き、骨粗鬆症との鑑別が重要である低ホスファターゼ症を見逃さないために、血清ALP低値スクリーニングから得られた結果を報告いたしました
大会長の三浦雅一先生のもと、3日間にわたりホスピタリティ溢れる金沢での骨粗鬆症学会を大いに楽しませていただきました!そして、、、ついに来年2025年は第27回日本骨粗鬆症学会in幕張が開催されます! 皆さんに千葉の魅力を感じ取っていただけますようしっかりと準備してまいります!!
講師 井上玲子
「Nicotine Promotes Bone Resorption and Suppresses Bone Formation, and Decreases Serum 25-hydroxyvitamin D Levels by Down-regulation of CYP2C11 Expression in Male Rats」
浸透圧ポンプを用いたニコチン投与雄ラットの実験結果について報告いたしました。
病院長•教授 井上大輔 Closing Remarks
市原市における糖尿病腎症重症化予防の取り組みの一環として、久留米大学医学部腎臓内科の深水圭教授をお招きしてお話しをいただきました。
病院長•教授 井上大輔
「併存疾患からみた骨折リスク評価と長期治療を見据えた骨粗鬆症薬の選択」
糖尿病やCOPD、慢性腎臓病などの生活習慣病では骨折リスクが高まります。高齢化とともにこれらの生活習慣病を合併することも稀ではありません。このような生活習慣病を合併した場合の骨粗鬆症治療のポイントや治療薬の使い分け、逐次療法などについてお話しさせていただきました。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症治療の長期薬物治療の重要性と管理のポイント」
長期戦略が求められる骨粗鬆症ではさまざまな骨粗鬆症治療薬の使い分け、逐次療法が重要です。その中で骨粗鬆症治療薬の長期使用に伴う顎骨壊死の問題については医歯薬連携が求められます。佐久市の医師・歯科医師・薬剤師の先生方へ最新の情報をお届けさせていただきました。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症治療の長期薬物治療の重要性と管理のポイント」
長期戦略が求められる骨粗鬆症ではさまざまな骨粗鬆症治療薬の使い分け、逐次療法が重要です。その中で骨粗鬆症治療薬の長期使用に伴う顎骨壊死の問題については医歯薬連携が求められます。佐久市の医師・歯科医師・薬剤師の先生方へ最新の情報をお届けさせていただきました。
講師 井上玲子
「グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の病態と治療」
グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の病態や特徴についてまとめたあと、2023年に改訂された「グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン」に基づいて、ビタミンD充足の必要性や長期戦略のための各種薬剤の特徴、注意点などについてお話しさせていただきました。
講師 井上玲子
「内科医が診る骨粗鬆症〜グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症に関する最新情報含めて〜」
呼吸器内科の先生方に向けてCOPDなどの生活習慣病における骨折リスクとともに、2023年に改訂されたグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)に基づいて、長期戦略を見据えた私見も混じえてお話しさせていただきました。途中、回線トラブルによる中断があり、時間内に終えることができずにご迷惑おかけしました。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症治療の最前線〜顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2023とステロイド性骨粗鬆症ガイドライン改訂を踏まえて〜」
長期戦略が求められる骨粗鬆症ではさまざまな骨粗鬆症治療薬の使い分け、逐次療法が重要です。また、各種薬剤の特徴や副作用を熟知した上で使用しなければなりません。続発性骨粗鬆症の原因として大部分を占めるステロイド薬はさまざまな疾患、分野で用いられる薬剤であり、グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症のケアは多くの科での対応が求められます。「グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン2023」の改訂ポイントとともに、長期戦略が求められる骨粗鬆症、グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症のマネジメントについてお話しさせていただきました。
講師 井上玲子
「繰り返す骨折を契機に成人HPPと診断した男性糖尿病の一例」
母校群馬大学の先生方とともに当科で経験した成人HPP症例についてディスカッションさせていただきました。約15年ぶりの高崎・前橋にとても懐かしさを感じました。
助手 石澤 耕太
「糖尿病診療と医療連携」
糖尿病の患者さんは非常に多く、すべての患者さんを専門医療機関で支えることはできません。糖尿病診療においては、専門医療機関とかかりつけ医との連携が非常に重要となります。スムーズかつ流動的な医療連携のためのポイントについてお話させていただきました。また、糖尿病の医療連携においてキードラッグとなるGLP1受容体作動薬を用いた症例もご提示いたしました。
また、2024年4月から当院の看護師を中心に、糖尿病患者さんを対象とした「足外来」を開設しました。この足外来開設に関する活動内容の詳細について、5B病棟看護師の佐藤美帆さんからお話をいただきました。座長は光クリニックの大野美香看護師長にお務めいただきました。糖尿病では足白癬や胼胝など、さまざまな足のトラブルを抱えることがあります。患者さんの自己管理による足のケアを支えるには、医療スタッフの関わりがとても重要であることを再認識しました。今後、足外来の情報については当院HPなどでもご案内させていただきたいと考えています。
病院長・教授 井上大輔
「低ホスファターゼ症、骨軟化症と骨粗鬆症:鑑別とその重要性」
骨粗鬆症との鑑別が重要な稀少疾患として低ホスファターゼ症や骨軟化症が挙げられます。成人の低ホスファターゼ症は血清ALP低値かつ繰り返す骨折や難治性の骨折に加え、全身痛などの症状をきたす疾患であり、日常に潜む疾患として鑑別が重要です。低ホスファターゼ症の特徴や鑑別時のポイントについてお話させていただきました。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症の長期治療を支える医歯薬連携」
人生100年時代と言われる現在、早期からの骨粗鬆症ケアと長期治療が非常に重要となっています。その中で骨粗鬆症治療薬の長期使用に伴う顎骨壊死や治療継続の問題については、とりわけ医歯薬連携が求められます。市原市の骨粗鬆症検診の再開に向けて、地域の整形外科や歯科口腔外科、薬剤師の先生方と結束を深めるための有意義な会議となりました。
講師 井上玲子
一般口演2「雄性ラットにおいてニコチンは骨吸収亢進と骨形成を抑制をもたらし、25水酸化ビタミンD濃度を低下させる」
これまでのCOPDや喫煙者における骨代謝異常についての臨床研究をベースに、昨年はじめて動物実験を行いました。浸透圧ポンプを用いたニコチン投与ラットの実験において、ニコチンのビタミンD代謝への影響について新知見が得られました!今年の米国骨代謝学会inトロントでも報告を予定しています。
病院長・教授 井上大輔
Highlights of the Meeting
本学会で注目すべき臨床演題ついてご紹介させていただきました。
シンポジウム14 骨代謝領域の稀少疾患ガイドライン作成に向けて(臨床プログラム推進委員会企画)
「低カルシウム血症性疾患の鑑別診断」
現在、改訂作業が進行中の「低カルシウム血症鑑別診断の手引きおよび副甲状腺低下症・偽性副甲状腺機能低下症の診断基準の改訂」の内容についてお話しさせていただきました。
ランチョンセミナー5
「成人低ホスファターゼ症をどう診るべきか〜稀少疾患ガイドライン作成の現状と課題〜」
成人の低ホスファターゼ症の臨床症状は幅広く、また診断基準も明確ではありません。現在、成人低ホスファターゼ症を代表とした骨代謝領域の稀少疾患についてガイドライン作成が進行しています。成人低ホスファターゼ症を的確に診断し、必要な治療を必要な患者さんに届けるための活動や現在の問題点などについてご紹介させていただきました。
病院長・教授 井上大輔
「骨軟化疾患の成人低ホスファターゼ症とは」
血清ALP値低値が特徴的な低ホスファターゼ症は、成人では比較的軽症例も多く、骨粗鬆症などの他の疾患に紛れていることの多い疾患です。成人期の低ホスファターゼ症を見逃さないための診断や治療のポイントについてお話しました。
講師 井上玲子
「CKD合併糖尿病のマネジメント」
腎保護効果を有する薬剤としてSLGT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬が注目されています。CKD合併糖尿病の血糖マネジメントにおいて、これらの薬剤をどのように使うか、実際の症例をご提示してご紹介させていただきました。また、両薬剤ともに体重減少をきたすことから骨の健康やフレイルのケアも同時に重要となります。処方時に注意すべき点についてもお話しさせていただきました。
帝京大学ちば総合医療センター第三内科(腎臓内科)教授の伊藤孝史先生からは「CKD診療のポイント」について学びました。また、両演題の座長を当科の井上大輔が務めました。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症の治療Update~作用機序からみた薬剤選択と課題〜」
骨形成促進薬が使用可能となり、さまざまな骨粗鬆症治療薬を使い分ける時代となりました。骨代謝の面から骨粗鬆症薬の使い分けをどのように考えるか、また今後の課題についてお話しました。
本講演は2024年1月27日に行われたWeb配信で行われたものと同じ内容です。
病院長・教授 井上大輔
「骨粗鬆症の長期マネジメントと骨形成促進治療の重要性」
超高齢社会を迎えた現在、骨折予防のための骨粗鬆症薬物治療の重要性が増しています。長期的な視点で骨粗鬆症治療薬をどのように使い分けていくか、また薬物療法を行う上で注意すべき点についてお話ししました。
講師 井上玲子
P1-25-1「単一施設における低アルカリホスファターゼ血症のスクリーニング臨床的背景の検討」
当院における血清ALP測定値のスクリーニング結果について報告いたしました。
JES We Can 第2部 骨代謝Bench to Bedside「生活習慣病と骨代謝」
当院で実施したCOPDや2型糖尿病における骨代謝異常に関する臨床研究の成果を中心にお話しさせていただきました。ニコチン投与ラットの実験結果についても一部お話ししました。
病院長・教授 井上大輔 クリニカルアワー8
新しいガイドラインとエビデンスに基づく低カルシウム血症性疾患の鑑別診断と治療
「思春期・成人期の低カルシウム血症性疾患」
現在、改訂作業が進行中の「低カルシウム血症鑑別診断の手引きおよび副甲状腺低下症・偽性副甲状腺機能低下症の診断基準の改訂」の内容についてお話しさせていただきました。
病院長・教授 井上大輔
「低ホスファターゼ症の診断:骨折歴や低骨密度を示す骨代謝性異常症の鑑別」
講師 井上玲子
「繰り返す骨折を契機に診断された成人型HPPの一例」
成人期の低ホスファターゼ症は、血清ALP低値が特徴的で繰り返す骨折・偽骨折、筋肉痛などの筋骨格系症状をきたします。日常診療に潜む稀少疾患として注目を集めています。当院で診断経験についてお話させていただきました。
講師 井上玲子
「内科医が診る骨粗鬆症〜呼吸器疾患に合併する骨粗鬆症のマネジメント〜」
超高齢社会を迎えた日本でも骨折予防のための薬物治療の重要性が増しています。内科医の日常臨床において最初のステップは骨折リスクの高い患者さんを見つけ出すことです。代表的な呼吸器疾患であるCOPDでは非常に骨折率が高く、さらにステロイド治療適応となる頻度も高いことから骨のケアは特に重要です。主に呼吸器内科の先生方へ向けてお話させていただきました。
講師 井上玲子
FreeStyleリブレによるisCGMが普及し、糖尿病における血糖マネジメントは大きく変わりました。つい最近、発売されたFreeStyleリブレ2はスマートフォンやクラウドシステムとの連携によりさらなる利便性が期待されています。
君津中央病院 糖尿病・内分泌・代謝内科部長の石橋亮一先生を総合座長に、亀田総合病院 糖尿病内分泌内科部長の三浦正樹先生から基調講演として「2型糖尿病へのisCGM活用法」をお話いただきました。また、様々な施設の先生方とリブレを用いた3例についての症例検討を行いました。
「今月の新患外来」に2024年11月のスケジュールを追加しました。
「2025年日本骨粗鬆症学会について」を更新しました。
「2023年度診療実績/教育・研究活動」を更新しました。
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